こんにちは。管理人のJUNちゃんです。
システムエンジニアを生業としている40代後半の男です。
今回何故このテーマを題材としたかと言いますと、パソコンを使っていると最も直面しやすいトラブルの一つだからです。
パソコンの起動が遅い、動作が重いというトラブルは、ハードウェアとソフトウェアが関わる典型的なトラブルのひとつであり、大抵下記のものが原因として挙げられます。
目次
Windows10の動作が遅い・重い原因
常駐プログラムが多い
デスクトップ画面右下の通知領域をタスクトレイといいます。
ここには、セキュリティソフトなどに代表される常駐プログラムがアイコンで表示されています。常駐プログラムが多く起動していると、パソコンの立ち上がりが遅い、動きが重いということにつながります。
パソコンの不具合など
パソコンの故障の多くを占めるのはハードディスクです。動作が遅いという原因がハードディスクということもあります。
またハードディスク内のファイルが破損していたり、断片化を起こしていたりすると、パソコンの起動や動作に影響します。ハードディスクの空き領域が極端に少ない場合も同様です。
ウイルス、スパイウェアに感染している
今までセキュリティ対策をしていなかったり、またインターネットをしていると突然何かのポップアップ広告が出るとか、関係ないホームページが勝手に開くとかだとウイルスやスパイウェアに感染している可能性が非常に高いでしょう。
Windows10の動作が遅い・重い場合の対策
常駐プログラムが多い場合
常駐プログラムはCPU、メモリーを消費します。不要な常駐プログラムは解除すべきです。
デスクトップ上の広告やツールも常駐プログラムとして動いてます。これらは確実にパソコンの動作を遅くします。アイコン以外表示させるべきではありません。
また複数のセキュリティソフトをインストールしているとパソコンのシステムが不安定になります。不要であったり期限切れであったりするセキュリティソフトや不要なプログラムは削除します。
パソコンの不具合などの場合
ハードディスクの故障は、パソコンの動作を緩慢にすることがあります。場合によって、ほとんど操作ができないほど遅いということもあります。そのため、ハードディスクが物理的に問題ないかどうか検査する必要があります。
Windowsのメンテナンスをすることで、パフォーマンスが改善する可能性はあります。また、Windows UpdateでOSも最新の状態にすべきです。
アプリケーションの不具合で、CPUの使用率が常時100%になり、パソコンが操作できないほど重たくなるということもあります。
どのアプリケーションが原因となっているか タスクマネージャーで調べることができます。
またOSとアプリケーションを最小にして起動するセーフモードではどうか?を調べることで、パソコンの遅い原因がOSやアプリケーションによる影響によるものかどうか推測することができます。
CPUの排熱ができていない時に 処理速度が低下することもあります。
古いパソコンや年数の経ったパソコンで起きやすく、ファンの音がうるさい、排気口付近が熱いということがあります。
ウイルス、スパイウェアに感染している場合
ウイルスやスパイウェアは、パソコンの電源を入れると活動を開始します。
パソコンの起動が遅い、動作が重いだけではなく、デスクトップの画面やインターネットの最中に得体の知れない広告が出たりします。
Windowsがウイルスやスパイウェアに感染しているようであるならば、早急に対策をとるべきでしょう。パソコンの初期化・リカバリーは最後の解決手段となります。
その他
他に考えられるのは、ネットワークにおけるなんらかの負荷です。セキュリティソフトやOSのアップデート、ウイルス等による通信量の増大など。LANケーブルを外しインターネットから遮断した状態でどうなるか?試してみる必要があります。
最後に
ここまでいかがだったでしょうか。
パソコンの調子が悪いな~と感じたときは上記の項目を確認された方がよいですよ。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
ではまたお会いいたしましょう。